開発秘話

はじめに

数々の化粧品を使いに使い、それでもどうしても納得できなかった。
そんなスタッフがこだわりにこだわって作った化粧品が「一凛」です。

私達が本当に使いたいと思える化粧品を作りたい。
毎日のお手入れを楽しくしたい。気持ちよくお手入れしたい。
妥協せず”に作った、その開発秘話をお届けします。

きっと私たちが自信をもってお客さまにオススメできる理由が届くと信じています。

もくじ

  1. 忙しさにかまけた結果・・・
  2. 訪れたチャンス!!
  3. 自分達が使いたい“安全で効果のある”化粧品探し
  4. 美肌・リラックスを求めた香り
  5. 「化粧品の怖さ」と「合成界面活性剤不使用」の難しさ
  6. ナノとリポソーム、そして長時間浸透へのこだわり
  7. 防腐剤なしの為に選んだもの
  8. 突然現れた救世主~トルプルエフェクティブのスゴイ水~
  9. 一凛の誕生

忙しさにかまけた結果・・・

私は総務部から企画部に異動になり毎日忙しく仕事をしている40歳。
巷ではアラフォーと脚光を浴びているが、そんなにいいものでもありません。

毎日毎日めまぐるしい日々を送っていたある日、
ふと鏡の中の自分を見つめた時、すごく老けた顔にびっくりしました。
同僚の薬剤師に相談したところ仕事の精神的なストレスだけではなく、
肌には環境によるストレス(冷暖房、・紫外線)もあるというのです。
だから、今の生活を普通に続ける限り、肌状態が良くなることは無いって言われたんです。

若い頃から、それなりのスキンケアはしてきたつもりでしたが、
忙しさにかまけて気が付くと、長い間、自分の顔を鏡でじっくりみていなかったことに気付きました。
若い頃は、シミで悩みました。
どんなに高価な化粧品を使っても良くなりません。
でも使わないよりいいかなと、自分で言い聞かせてきました。

シミにもまして、最近肌のたるみが気になり出した矢先、
口元にできてしまったホウレイセン!
とんでもないことになってしまったと後悔の連続でした。
1日でも早くなんとかしなくてはと、
いろいろな化粧品を試したり、
肌のハリに効果があると言われているマッサージやパックをしてみても、
ホウレイセンは全く効き目がないようでした。

どんな化粧品を使っても、
配合されている成分が肌の奥には届いていないということを同僚の薬剤師の女性に聞きびっくり。

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訪れたチャンス!!

そんなとき、たまたま社内で新しい基礎化粧品ブランドを作って売り出そう、 という企画が持ち上がりました。

内心、やったー!とガッツポーズ。
なぜなら、自分が使いたい化粧品を作れれば私の悩みも解決できると思ったからです。

そこで薬剤師の同僚に相談。
その同僚も40代。

アラフォーの私達がずっと使い続けることができる基礎化粧品開発を目指すことで一致。
コンセプトを「ストレス社会に生きる女性の肌を甦らせるリーズナブルな基礎化粧品」と設定し企画提出。

なんと採用!開発がスタートしました。

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自分達が使いたい“安全で効果のある”化粧品探し

化粧品を作るうえでこだわったところは、自分達が使いたいもの。ただこれだけです。

毎日使うものなので、安全なもの。
悩みを解決する成分が肌に届き、効果があること。
これがベースです。

薬剤師の同僚と様々な成分の勉強をし、
ノーベル賞を受賞した成分「EGF」を中心とした処方にすることになりました。

しかし、それだけではたくさんある競合他社となんの差別化もできません。

自分達が使いたい基礎化粧品って具体的にはなんだろう?

自問自答を繰り返し、
そして、単なるアンチエイジングの化粧品ではなく、
ストレスを受けて痛んでいるお肌に効果があるもの、ということに気づいたのです。
そして、もっと差別化するために何かないかと検討し、
普段しているお手入れの中で、自分へのご褒美のような喜びが何かみつけられないかという案が浮上しました。

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美肌・リラックスを求めた香り

ちょうど日本にアロマテラピー紹介され、徐々に広まっていきつつあった頃でした。
「いい香りの中でお肌のお手入れができるならば、自分へのご褒美というコンセプトにも、ぴったりなのでは?」と思い、
私たちも、アロマテラピーのセミナーに参加してみることにしました。

以前は、アロマは香りを楽しむものとしか思っていませんでした。
しかしアロマを知れば知るほど、香りを楽しむものだけではなく、
私達の体に有効的な働きをしてくれていることがわかりました。

「臭いをかぐ」
「エッセンシャルオイルの揮発成分を吸い込む」
「エッセンシャルオイルを塗る」
この3つの効果がアロマにはあることがわかりました。
現在では、アロマは医療にも使われているということも、いくつかのセミナーに参加して初めて知りました。
例えば打ち身で赤くうっ血した肌がアロマオイルを塗り始めたら見る見る治っていったという事例がありました。
アトピーにも効果がある事例もありました。

知れば知るほど、アロマエッセンシャルオイルの
 「肌を再生する効果」 「日ごろの疲れを癒す力」が
「私達の基礎化粧品」にコンセプトがぴったりだという思いが強くなりました。

これなら、他社商品との差別化という点も、クリアできそうです。
そこで、思い切って、アロマ配合の基礎化粧品を企画することになったのです。

けれども、一概にアロマといっても、その数はおそろしくたくさんあり、原産地や抽出法方、栽培法方などで同じ植物でも全く違ったものになってしまいます。
さらに、同じ精油を使っていても、ほんの少し配合量が違っているだけで、香りも全く違うものになります。
「肌を美に導いてくれて精神的にもリラックスできる香り」を求めて、試行錯誤がはじまりました。

いろいろな香りを試しながら、何度も何度もやり直し。
一番いいと思う香りに辿り着くまでには、何十回もの試作を重ね、単なるアロマ配合ではない、リラックスとリフレッシュを追求したオリジナルブレンドにたどり着いたのです。

ようやくアロマの配合は決まりました。

でもすぐまた壁にぶち当たりました。それは、・・・・

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「化粧品の怖さ」と「合成界面活性剤不使用」の難しさ

基礎化粧品って普通に作ると肌に悪いものを入れないと簡単に出来ないってことがわかったからです。

まず「クレンジングソープ」、ここでつまずいたのが、「起泡剤」と言うハードルです。
私達は毎日時間に追われており、 出来るだけ簡便な物がうれしいのです。
できれば泡立てが簡単な方がいい。
でも泡立てには起泡剤が必要で、その起泡剤は肌に悪い。
なんとか起泡剤を使わない簡便な「クレンジングソープ」が出来ないか。

その答えは容器にありました。

弊社で利用している容器は通常の泡立て容器とは違い、
目詰まりしないギリギリのレベルで細かい泡が出る容器なのです。
この容器は値段が非常に高い。
でもこだわりの基礎化粧品を作りたかったので会社に掛け合いOKをもらいました。

次のハードルは「界面活性剤不使用」というハードルです。

「洗顔」だけなら簡単なのですが、「クレンジング」も兼ねるとなると大変でした。
ある程度のクレンジング力を持たすために
「界面活性剤」を使っていない「オイル」を利用することにしたのですが、 そこで又問題が。

中身が分離してしまうことがわかったのです。
分離しないようにするには「界面活性剤」を使わないと無理。
でも使うと肌に悪い。悩みに悩みました。

その結果、お客様に一手間かけてもらい、使う前に容器を振ってもらうことにしました。

肌への悪い影響よりは手間を取ったのです。
そしてお客様へはその分きっちりご説明して謝ろう。
そうすれば肌へのこだわりを理解していただけるだろう、そう考えたのです。
このように、こだわりにこだわり続けた商品が「アロマクレンジングソープ」なのです。

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ナノとリポソーム、そして長時間浸透へのこだわり

「アロマモイスチュアゲル」もこだわりにこだわりました。

まず、時間のない女性が簡単にケアできるものにしたい、
と言うのが全体のコンセプトでもありましたので、
1つで4つのステップが済む「オールインワンゲル」にすることになりました。

そして、最初にもお話しましたが、浸透せずに効果が現れなかったことを踏まえ、
「きっちり成分を浸透させること」
にまずこだわりました。

様々な浸透方法を検討した中で、今はやりの「ナノ」と「リポソーム」に辿り着きました。
ナノは当然ナノレベルの小ささで肌に浸透しやすいレベル。
「リポソーム」は細胞壁と同化しやすい構造のカプセル化のことで、
成分を細胞になじみやすくできる状態のことです。

そこで妥協することなく、さらにそのリポソームを多重にすることに成功しました。
多重にすることで、外側から順番に成分が染み出し、
より肌の奥に成分を運ぶことが出来るのです。
「きっちり成分を浸透させること」は技術的なことでなんとかクリアーすることが出来ました。

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防腐剤なしの為に選んだもの

次にこだわったのはやはり肌への及ぼす悪い影響を徹底的に削除することでした。

そこで問題になったのが「防腐剤無添加」でした。
他社さんのポットに入ったオールインワンゲルは「パラベンフリー」の記載がしてあり、
「防腐剤無し」だと思っていたのですが、
実は「パラベンでない他の防腐剤」を使用していたのです。

薬剤師の同僚いわく、ポットに直接指をつっこむことで必ず菌がポットの中に入り繁殖する。
だから、防腐剤の入っていない状態にすることはかなりリスクがあるということでした。

「私達の基礎化粧品」は何としても全商品「防腐剤不使用」にこだわりたかったので、
ここでまたもや壁にぶち当たりました。
いろいろ考え悩み、要は、直接指を突っ込まなければいいことに気づいたのです。

これにより開発は一気に加速!
ポンプ式の容器にエアレス容器があることを知り、
これなら空気が入らないことで菌も入りにくくなり、しかも指も突っ込まなくていい。
私達2人の気持ちが一気に明るくなった瞬間でした。

でもこれがまた高い容器で、販売価格がどうしても高くなるという問題にまたぶち当たりました。
そこで、社長に相談したところ、
「自分達がどうしても欲しい内容の商品ならば、ギリギリお財布から出せる値段をつけなさい。
それで、少なめでも利益があればそれでいいじゃないか」 と。

これで、価格の問題はなんとかクリアーしました。

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突然現れた救世主~トルプルエフェクティブのスゴイ水~

後、一つアロマの入っていない商品「プレエフェクティブローション」がありますが、
実はこの商品は元々最初から商品化する予定ではなかったのです。

「時間がない女性」をターゲットにしていただけに2ステップで全てが済むというのが元々の考え方でした。

しかし、薬剤師の同僚がポツリと言ったのです。
「多重ナノリポソーム」は浸透するけれど、肌の表面のバリアーを越えるのが大変なのよって。

肌には絶えず外敵が侵入しないようにバリアーをはる機能があるようで、
そのお陰で有効成分もブロックされると言うことらしいのです。
他の商品に比べると、十分浸透するのですが、その一言が私の闘志に火をつけたのです。
そこからまたまた二人で研究しました。

肌のバリアーっていったい何なんだろう?
どういう風にバリアーを張るのだろう?

そしてわかりました。
肌の皮脂が実はバリアーの役目をしていることを。
そして、皮脂はアルカリで乳化することもわかりました。

この時、たまたま新しい取引先が、面白い水を紹介してくれていたことを思い出しました。

pHが簡単に動く強アルカリの水でした。
この水を使えば安全に皮脂を乳化することができるかもしれない。
薬剤師の同僚がそれからいろいろ工夫し、できたのです!

(1). アルカリで皮脂を乳化し、
(2). 表面張力の低い水に加工することで肌表面になじませやすくし、
(3).マイナスイオン化で浸透する、
というトリプルエフェクト(3つの効果)で浸透する水が!

この水のすごいところは、水分が肌に浸透するだけでなく、
少しの間だけ肌のバリアーを解除する効果があることです。
これにより次に使う「アロマモイスチャーゲル」の浸透効果がUPするのです。

うれしいかぎりでした。

そしてこの商品にもアロマエッセンシャルオイルを配合しようとしたのですが、
この不思議な水に配合すると、
一番大切な水の機能がもしかしたら低下するかもしれないという懸念がわいてきたのです。
そして私たちは水の機能が大事だし、次のゲルにアロマが入っていることで、
十分アロマの効果が期待できるという判断で、今の時点ではアロマ配合をしないことで商品化することにしました。

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一凛の誕生

こうやってようやく、
こだわり続け、
妥協を許さない姿勢から、
何とか「私たちの基礎化粧品」が出来上がりました。

このようにどの商品も、試作してもらっては実際に自分の肌で確認し、
試作に次ぐ試作で、数十種類の試作品の中から、やっと「私達の基礎化粧品」の元が誕生したのです。

最後にネーミング、ここでもつまずきました。

たくさんのネーミング案の中から、
あれでもないこれでもないと、
決定するまでに約1ヶ月以上もかかりました。

最終的に決まった名前が
「社会に輝く一輪の花」と
人のとした女性」をかけて
ichirin「一凛」になりました。

パッケージのデザインはアロマの瓶を想像し、
しかも鎮静効果のある「青色」をベースに仕上げることにしました。
ここでもストレスケアの「コンセプト」にこだわりました。

このように、私達(ストレス社会で疲れているアラフォー)が使いたい化粧品を、
ひたすら妥協せずに作り上げた、それがichirin「一凛」です。

あとがき

最後までご覧頂きありがとうございました。
皆さんに愛される化粧品、本当に良いものをこれからも作っていきますので
末永く一凛をご愛顧下さいますようお願いいたします。

スタッフ一同

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